【実機レビュー】ドイツ時計の良心、ノモス・グラスヒュッテ「クラブ(CL1A1W2)」の魅力に迫る

【実機レビュー】ドイツ時計の良心、ノモス・グラスヒュッテ「クラブ(CL1A1W2)」の魅力に迫る

ドイツ時計の聖地、ザクセン州グラスヒュッテ。バウハウスの流れを汲むミニマルで知的なデザインで知られるノモス・グラスヒュッテ(NOMOS Glashütte)の中で、一味違うスポーティさとカジュアルな魅力を放つのが「クラブ(Club)」シリーズです。

今回は、そのシースルーバックモデルである「Ref. CL1A1W2」にスポットを当て、実機ならではのディテールや使用感を徹底レビューします。

1. ノモスらしさとスポーティさの融合したデザイン

ノモスといえば「タンジェント」に代表される、極限まで無駄を削ぎ落としたドレスウォッチのイメージが強いですが、「クラブ」は若年層やカジュアル層をターゲットに開発された経緯を持ちます。

  • 絶妙なサイズ感の36mmケース

    ケース径は36mm、厚さはわずか約8.17mm。腕の収まりが非常に良く、シャツの袖口にもすっと滑り込みます。数字以上に存在感を感じるのは、少し太めのラグとしっかりとしたベゼルデザインによるものです。

  • アイボリーがかった文字盤とポップなアクセント

    亜鉛メッキが施されたホワイト(ややアイボリー調)の文字盤に、ブラックのアラビア数字と、赤く縁取られたインデックスが配置されています。さらに、ダークな時分針にアクセントとしてネオンオレンジの秒針が組み込まれており、ドイツ時計らしい質実剛健さに、絶妙な遊び心がプラスされています。

2. 実用性を高める「10気圧防水」

ドレスウォッチの多くは日常生活防水(3気圧程度)にとどまりますが、このクラブ(CL1A1W2)は10気圧防水(100m防水)をクリアしています。

ドイツ連邦工業規格(DIN)の基準に準拠した頑丈なケース構造を持っており、「ノモスの美しい時計が欲しいけれど、日常使いで水気や汗をあまり気にしたくない」というジレンマを解消してくれます。アクティブに使い倒せるノモスとして、非常に頼もしい仕様です。

3. 高精度を誇る自社製ネマティックムーブメント「DUW 4001」

裏蓋はサファイアクリスタルのシースルーバック仕様となっており、ノモスの革新的な独自脱進機「ノモススイングシステム」を搭載した、自社製手巻きキャリバー「DUW 4001」の美しい稼働美をいつでも堪能できます。

  • グラスヒュッテ伝統の3/4プレート

  • 青焼きのブルースクリュー

  • 優れた耐衝撃性と高精度を誇る先進の設計

手巻き式ならではの「毎朝リュウズを巻き上げる」という所有する悦びを、視覚的・触覚的に存分に味わうことができます。パワーリザーブは約53時間を誇ります。

4. 装着感とコーディネート

標準では上質なコードバン(またはベロアレザーなど)が組み合わされており、使い込むほどに腕に馴染んでいきます。

ラグ幅は18mm。NATOストラップやカジュアルなファブリックベルト、ラバーベルトなどに付け替えても抜群に似合う懐の深さがあります。ジャケットスタイルのハズシとしてはもちろん、休日のTシャツ&デニムといったラフなスタイルまで、幅広いコーディネートに対応してくれます。

スペック概要

項目 詳細
ブランド NOMOS Glashütte(ノモス グラスヒュッテ)
モデル名 Club(クラブ)
品番 CL1A1W2(※近年のリニューアル版型番含む)
ケース素材 ステンレススチール
風防 サファイアクリスタル(表・裏)
ケース径 36.0mm
ケース厚 8.17mm
ラグ幅 18mm
防水性 10気圧(100m)防水
ムーブメント 手巻き(自社製DUW 4001 ※ノモススイングシステム搭載)
パワーリザーブ 約53時間

総評:初めての機械式時計にも、大人の相棒にもおすすめ

ノモス・グラスヒュッテの「クラブ CL1A1W2」は、ミニマルでありながらどこかスポーティで愛嬌のある、唯一無二の存在感を放つ一本です。

「人と被らない、上質で長く使える機械式時計が欲しい」

「堅牢性もデザインも妥協したくない」

そんな願いをすべて叶えてくれる、ドイツ時計の良心が詰まった傑作モデルと言えます。流行に左右されず、何年経っても愛着を持って使い続けられる相棒を探しているなら、間違いなく候補に入れておくべき時計です。

 

【参考アイテム】ノモスグラスヒュッテ・クラブ36




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