NOMOSGLASHUTTE TANGENTE38 MIDNIGHTBLUE / ノモスグラスヒュッテ　タンジェント38　ミッドナイトブルー

ノモスの定番「タンジェント」シリーズ。ミッドナイトブルーの文字盤に手巻きキャリバー「アルファ」を搭載したモデルではラージサイズもご用意しました。「タンジェント 38 ミッドナイトブルー」ではシルバーの針と数字が品のあるアクセントになり、ベロアレザーストラップのダークカラーとの美しいコントラストも際立ちます。

実機レビュー

NOMOS Glashütte／ノモス グラスヒュッテ TANGENTE MIDNIGHT BIUE Ref.TN1A1BL238 

ノモス特有のダイアルカラー『ミッドナイトブルー』。今やノモスを代表するカラーリングの一つとなりつつあります。

 いまやグラスヒュッテ工房の代表的存在となり、数十年に渡りノモスのベストセラーモデルとして数々の賞を受賞。ノモスを語る上では欠かせないモデルと同時に、当店におきましては、数多くのお客様を時計の世界に引き込んでは離さない、とても魅力の詰まったモデル。それがこのタンジェントです。

こちらのモデルはケースサイズ37,5㎜。よくタンジェント38㎜と呼ばれますが、正確には37,5㎜となっています。黄金比ともいえるバランスのサイズ感となっており、極端に太い細いという訳でなければ日本人男性の腕回りにフィットします。

ダイアルカラーは各種シリーズで人気が高いミッドナイトブルー。深みのあるブルーに、お馴染みのタイポグラフィーのアラビアインデックスは鮮やかなシルバーで上品な雰囲気を纏っています。 

針はロジウム仕様になっており、インデックスとは違う白銀色の煌めきを放ちます。この色味のバランスが時計全体を引き締め、従来のタンジェントにはないスタイリッシュさを感じさせてくれますね。

タンジェントシリーズの特徴として、全体のフォルムが直角をイメージしてデザイン設計がされています。

サファイアガラス風防はもちろん、ラグや針、インデックスに至るまで全てが直線を描いており、ポップなデザインと思いきや、しっかりとエッジを効かせた細かな作り込みが芸術品とも思える端麗な様が着用者を魅了します。

 ストラップはダークグレーのベロアレザーとなってます。実際に従来のシェルコードバンストラップに付け替えてみたのですが、重い寒色が全面に押し出されたような印象を受け、ミッドナイトブルーとシルバーの絶妙なバランスが活かしきれていないように感じました。

柔らかみを感じさせるベロア素材のセレクト。かつ、ダークグレーという色味にしたのは流石ノモスだな。と感心してしまいました。

ムーブメントはノモス手巻きキャリバーα(アルファ)。40時間を超えるリザーブに加え、6姿勢での調整を行いクロノメーターを上回る精度を実現し、非常に高い評価を得ています。グラスヒュッテ・ストライプやノモスペルラージュ仕上げ、角穴車及び丸穴車に施されたグラスヒュッテ・サンバースト仕上げがムーブメントを美しく魅せています。

唯一難点を挙げるとすれば、防水が日常生活防水である3気圧防水である。という点。多少の雨や汗は問題ないのですが、お世辞にも強い防水性とは言えないのでご着用の際には注意をしていただく必要性がございます。

タンジェント購入をご検討されている方や、オールマイティに着用できる時計をお探しの方におススメをしたい一本です。

いかがでしたでしょうか。ノモスの中でもトップの人気を誇るタンジェント。

今回ご紹介したのはタンジェント38㎜のミッドナイトブルーで針やインデックスがシルバーのモデルとなりますが、同時に発売された35㎜は針とインデックスがゴールドになっています。

サイズ・スペック

ブレスレット/ストラップ