【実機レビュー】正方形の美学。NOMOS Glashütte(ノモス)『Tetra』の真価

【実機レビュー】正方形の美学。NOMOS Glashütte(ノモス)『Tetra』の真価

「スクエア型の腕時計」を探していると、意外なほど理想の一本に出会えないことに気づきませんか?

数ある時計ブランドの中でも、バウハウスデザインの旗手として知られる「NOMOS Glashütte(ノモス グラスヒュッテ)」が手掛けるスクエアモデル『Tetra(テトラ)』は、まさにその答えと言える存在です。

今回は、タンジェントの姉妹モデルとは一線を画す、テトラ独自のこだわりを深掘りします。

1. 「タンジェント」とは異なる、スクエアのためのデザイン

テトラは単にタンジェントのケースを四角くしただけではありません。 特筆すべきは、ステップラグ(段差のあるラグ)の採用です。このヴィンテージの趣を感じさせるラグ形状が、薄型でありながらも時計に立体感と力強さを与えています。

また、文字盤に合わせてスモールセコンドもスクエア型にするなど、細部まで統一感を追求。ノモスらしい徹底した美意識が細部に宿っています。

2. 書体に隠された「サンセリフ」のこだわり

ノモスの代表作「タンジェント」と比較すると、インデックスの数字には明確な違いがあります。 テトラが採用しているのは『サンセリフ(セリフのない)』書体です。

  • セリフ: 線の端にある小さな飾り(ひげ)

  • サンセリフ: その飾りがなく、直線的でモダンな印象を与えるもの

このわずかな違いが、テトラの知的で洗練された雰囲気を決定づけています。こうした細部のディテールにこだわる姿勢こそ、ノモスが長く愛される理由ではないでしょうか。

3. 薄さと実用性の高いレベルでの融合

厚さわずか6.5mm。この薄さは、手首に乗せた瞬間に心地よい装着感として実感いただけます。また、風防には透過度の高い平面サファイアガラスを使用。白銀仕上げのダイヤルとブルースチール針の鮮やかなコントラストを、クリアに楽しむことができます。

4. 信頼の自社製ムーブメント「Cal.α」

内部には、ノモスの礎を築いた自社製手巻きキャリバー「α(アルファ)」を搭載。 3/4プレート、グラスヒュッテストライプ、青焼きネジといった伝統的な仕様は、裏蓋から覗くたびに所有欲を満たしてくれます。日差-7〜+7秒という高い精度は、ドイツ時計の真面目なモノづくりを物語っています。

まとめ:誰にでも似合う「大人の正方形」

ケースサイズ29.5mmは小ぶりに見えますが、スクエア型ならではの存在感があり、袖元でしっかりと主張します。 男性が着ければ紳士的に、女性が着ければファッショナブルに。性別を選ばないユニセックスな名品です。

「正四面体」を意味する『テトラ』。 あなたも、この完成されたスクエアの美学を腕元に迎えてみませんか?

※実機のご確認やご相談は、ぜひ正規販売店「福岡天賞堂」へお越しください。

 

【参考アイテム】ノモスグラスヒュッテ・テトラ

 




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