ハミルトンの歴史【前編】アメリカと共に

ハミルトンの歴史【前編】アメリカと共に

今回は九州最大規模の商品ラインナップを誇り、福岡天賞堂のメインブランドである“HAMILTON(ハミルトン) ”というブランドを詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

多少長編になりますので【前編】【後編】に分けてご紹介していきます。

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創業は1892年。現在でこそ、スイスメイドウォッチとしてブランドが知れ渡っていますが、アメリカで誕生した時計ブランドとなり、当時は、蒸気機関車の鉄道時計を製作していたウォッチブランドです。

1900年代初頭に、アメリカの鉄道は路線を含めて急拡大。現代のように、高精度の携帯式時計というものが存在していなかったため、鉄道員が持つポケットウォッチによる誤差が原因で数えきれない程の鉄道事故が起こったとされています。

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そのような中、ハミルトンが初めて開発・生産した懐中時計、『ブロードウェイ・リミテッド』が鉄道時計として公式採用となり、その高い精度から、鉄道事故は激減。
創業から僅か10年余りで、そのブランド名をアメリカ全土に知らしめます。

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1910年にはアメリカ陸軍へ納入が開始。更に、1918年にはアメリカで初となる定期航空便の公式時計として採用されます。2018年には定期航空便100周年を記念し、様々なアヴィエーションモデルが製作され、福岡天賞堂でもハミルトンの盛り上がりが非常に高まった年となったことを覚えています。

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そして1939年に始まった第二次世界大戦時には、一般時計の製作を中止し、アメリカ軍へ100万個を超えるとされる時計を納入。当時はハックウォッチの名で親しまれ現在も、『カーキフィールド』モデルとしてハミルトンの数多いコレクションを牽引する定番モデルとして根強い人気を誇っていますね。

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今でこそハリウッド映画において、ハミルトンの腕時計は多く登場し、物語のキーアイテムとされることも多々ありますが、その歴史を紐解くと、また1つ面白さが垣間見えてきます。

1932年の「上海特急」で初めて使用された『フリントリッジ』、『パイピングロック』。

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1951年には、第二次世界大戦中の海軍特殊潜水部隊の物語をノンフィクションでスクリーン化した「フロッグメン」において『フロッグマンウォッチ』が採用され、現在のハミルトンコレクションにおいても、『カーキネイビー フロッグマン』モデルとして現行販売され続けています。

その後も、「パールハーバー」、「2001年宇宙の旅」、「ブルーハワイ」、「メン・イン・ブラック」シリーズ、「オデッセイ」、「インターステラー」など、数えきれない程の作品にハミルトンの腕時計は使われることとなります。

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2020年9月ではクリストファーノーラン最新作となる「TENET」にも、ハミルトンの腕時計をオマージュしたモデルが採用されたりと、今後もハリウッド映画における腕時計というアイテムの大部分を担っていくのではないでしょうか。

【後編】に続く

 

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