【実機レビュー】ノモス メトロ ネオマティック ミッドナイトブルー

【実機レビュー】ノモス メトロ ネオマティック ミッドナイトブルー

NOMOS Glashütte/ノモス グラスヒュッテ Metro Neomatik Midnight Blue Ref.MT130014BL2

ドイツを拠点に活動するデザイナーのマーク・ブラウン氏がデザインを手掛けたメトロシリーズは、そのポップなデザインとハイエンドなウォッチメイキングから様々なデザイン賞に輝いた名作です。

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その中でも今作はレッド・ドット・デザイン賞を受賞し、世界的に高い評価を受けています。

地下鉄の路線図をイメージしたメトロのデザインを、ダイヤルの深い青に合わせてマイナーチェンジしており、ベージュとミントカラーのドットが控えめかつ個性的にそのデザインを纏め上げています。

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ダイヤルカラーは公式サイトの画像よりも深い青で、限りなく黒に近い青だと言えます。

丸みを帯びたボンベダイヤルとゆるやかなドーム状のサファイアガラス風防が、全体をクラシカルかつ柔らかい雰囲気に昇華。風防は背が高いとは言えませんが、それが良い!モダンとクラシックをうまく融合した素晴らしいデザインだと思います。

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針は細く、コンパスのような形状をしています。通常ならバーやペンシルのようなシンプルな形状でも良いのでしょうが、こういった細かい部分にマーク・ブラウンの拘りを感じることが出来ますね。

オレンジの秒針もグッド。ワンポイントがおしゃれなカラーリングは、デザインを崩すことなくスモールセコンドの存在をアピールしています。

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さて、搭載するキャリバーは自社製の薄型自動巻きCal.DUW3001です。

3/4プレートや、青焼きのビス、グラスヒュッテストライプやノモススイングシステムなどの高度な時計製造技術とグラスヒュッテ伝統の時計装飾が見て楽しめます。

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サイズは35㎜。

小さく感じるかもしれませんが、日本人の腕にはこれくらいのサイズの方がベスト。薄くなることで着用感も向上し、時計が主張しすぎることなくファッションの一部として全体の装いをしっかり整えてくれます。

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いかがでしょうか。ノモスのラインナップの中で都会的なデザインをモチーフにしたメトロシリーズ。

確かなクオリティのグラスヒュッテの伝統的な技術。そして、伝統に縛られないベルリナブラウのデザイナー達の自由な精神が融合した、デザインとウォッチメイキングの両面で限りなく洗練されたタイムピースだと思います。

 

グラスヒュッテとバウハウス『NOMOS/ノモス』

 

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